八幡(やはた)ってどんなまち?

About Yahata
北九州市八幡地区は立地的に九州の最北部に位置するため、大陸とも近く古くから大陸文化との交流が盛んな地域でした。1901年、国策によって生まれた官営八幡製鐵所の設置を機に寒村から工業都市へと発展し、門司・鉄鋼・化学窯業などの工場が集積する北九州工業地帯の中心地として栄えました。
1963年には、旧八幡市を始め門司市・小倉市・戸畑市・若松市と共に、世界で初めて五市による対等合併を経て、西日本初の政令指定都市「北九州市」が誕生し、今に至ります。
現在、八幡地区は八幡東区と八幡西区の二つの行政区画に分かれており、今でも日本製鉄や三菱化学、黒崎播磨、安川電機などの工場群が立ち並ぶ工業地帯である反面、新日本三大夜景としても有名な皿倉山があるなど自然豊かな地域でもあります。

八幡ぎょうざとは?

What's Yahata gyouza?
官営八幡製鐵所で働く労働者は肉体疲労が激しく、安くてスタミナが付く食材を好んで食べていました。また、鉄鉱石などの取引が始まることによって、中国大陸と密な関係が構築され、人的交流を通して餃子という食文化が古い時期から根付いていったと言われています。
特に戦後の物資が乏しく貧しい時代、少ない食材で美味しく作ることができる餃子は市民の口に合いよく好まれたそうで、大陸からの引き揚げ者を中心に料理屋のメニューに出されていたそうです。それがこの地域に定着した餃子という食文化の起源になります。
また北部九州ではお馴染みですが、薬味に「柚子胡椒」を使って食べるのもこの地域ならではの特徴です。

八幡ぎょうざの種類

The kind of Yahata gyouza
八幡ぎょうざは大きく分けて4つの系統に分類されています。様々な種類のぎょうざが楽しめるのも八幡ぎょうざの特徴です。
鉄なべ系餃子
餃子を熱々の鉄鍋に乗せて出すスタイルの餃子。発祥店の創業者が、中国人が営む中華料理店で食べた餃子をヒントに考案しました。「熱いものを熱いうちに食べてもらう」アイデアとして、京都で作られている平鍋を取り寄せ、餃子に応用したことで人気を博し、博多を始め全国各地にこのスタイルが広がりました。
中国本土系餃子
鉄鍋餃子のルーツにもなった、中国系の餃子。肉厚の皮と中身がジューシーな餃子の総称である。官営製鉄所の関係で中国大陸との繋がりが深い地域だけに、古くから根強く存在していると思われます。
ラーメン系餃子
中国本土系餃子から派生。水の変わりに、ラーメンなどの豚骨スープを使って美味しく焼く餃子で、ラーメン店で多く見られるスタイルです。
お母さん系餃子
古くから八幡地域の食文化として根付いていただけに、多くの家庭で餃子が作られてよく食べられていました。特にお母さんの愛情というスパイスがたっぷりの餃子は格別な味わいです。
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八幡ぎょうざマップ

Yahata gyouza map
八幡ぎょうざが食べられるお店をまとめました。お店まわりの参考にしてみてください♪

お問い合わせ

Our information
八幡ぎょうざ協議会への取材依頼等はこちらのお問い合わせ先までお願いいたします。
八幡ぎょうざ協議会
所在地
〒805-0019 福岡県北九州市八幡東区中央2丁目15-14
電話番号
メールアドレス
yahatan1901(アットマーク)gmail.com
※(アットマーク)の部分は@と入力しなおしてください。
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